おうち時間の増加で子供の虫歯リスク増加か

子供の歯科医院の通院状況

医療法人社団桜翔会 桜堤あみの歯科は、歯科治療中の小学生以下の子供を持つ親に対し、「コロナ禍における子供の歯科医院への通院状況」についてのアンケート調査を行い、9月14日に結果を発表した。

まず、子供の新型コロナウィルス感染対策を聞いたところ、最多の回答は「小まめな手洗い・うがい」(73.8%)だった。以下、「手指のアルコール除菌」(60.9%)、「外出時のマスク着用」(56.6%)、「毎日の体温測定」(46.6%)と続く。

おうち時間が増えたことで子供の虫歯のリスクが高まったかと思うかと尋ねると、69.4%が「はい」と答えた。間食の増加などがその理由として挙げられている。

通院させるのは不安

コロナ禍の現在、子供を歯科医院に通院させることは不安かを聞いたところ、「非常に不安」が25.5%、「やや不安」が53.0%という結果になった。

当初の予定通り子供の虫歯治療を継続できているかについては、「予定通りできている」が46.0%、「予定よりも長引いている」が38.4%である。

ところで、歯科医には「小児歯科専門医」と呼ばれる人たちがいる。「小児歯科専門医」は、一定の水準以上の専門知識と治療技術を持っていると日本小児歯科学会に認定された歯科医のことである。

「小児歯科専門医」がいる歯科医院ならば安心して子供を通院させられるかという問いには、59.8%が「はい」と答えた。

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してほしい感染対策

歯科医院がどのような感染対策をしていれば安心かと質問したところ、「院内の定期的な除菌・消毒」(63.0%)との回答が最も多かった。

以下、「スタッフ全員のマスク着用」(55.9%)、「アルコール消毒液の設置」(55.6%)、「院内の定期的な換気」(53.1%)と続く。

感染対策を徹底し、かつ「小児歯科専門医」がいる歯科医院ならば、子供を安心して通院させられるのではないだろうか。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

医療法人社団桜翔会 桜堤あみの歯科 プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000059801.html